危篤・死亡を告げられたら
医師から危篤を告げられた場合、できるだけすぐに、連絡すべき人に連絡をしましょう。
連絡する目的はもちろん、最後の別れをしてもらうためです。
その対象は家族や親族はもちろんのこと、本人と近しい親しい関係にあった人や仕事関係の人、またある特定のグループの場合はその代表者に連絡をとりましょう。
本人から危篤時に連絡をしてほしい人が指定されていた場合は、その人にも連絡をとります。
ただし、付き合いの薄い親戚や、あまりにも遠方で間に合いそうにない人、また重い病気を抱えていたり、動きの制限される妊婦やご年配の方などには配慮が必要になりますので、十分に検討して連絡をするか、連絡自体を控えるのがよいでしょう。
連絡手段はメールではなく電話がベストです。なお、非常時ですから、時間帯は気にせず、深夜や早朝であっても臆することなく連絡しましょう。
もし、危篤の連絡後に死亡が確認された場合は、改めて死去した旨の連絡を入れましょう。すぐに連絡の必要があるのは、親族や親しい友人知人、職場や学校、また葬儀でお世話になるであろう団体や町内会などの関係先があれば、連絡をしましょう。
それ以外の人は、お通夜や告別式などの予定が決まってから連絡するようにしましょう。その方が効率的です。
危篤時の連絡例
↓まずは自分の名前を告げる「○○の妻の○○です。」
↓お詫びをする「夜分に失礼いたします。」
↓要件を説明する「○○で入院中の夫が危篤を告げられました。親しくしていただいた○○様に一目会っていただけたらと思い、ご連絡さしあげました。」
↓案内をする「○○病院の○○病棟に入院しております。住所は○○で、電話番号は○○です。」
死亡時の連絡例
↓まずは自分の名前を告げる「○○の妻の○○です。」
↓お詫びをする「夜分に失礼いたします。」
↓要件を説明する「突然のご連絡で申し訳ございませんが、夫が○○(病名など)で本日○○時に死去いたしました。」
↓案内をする「通夜は○日○時より、告別式は○日○時より、○○斎場にて行いますので、お知らせさせていただきます。」
↓連絡のお願い「また、大変お手数ですが、親しくしていただいた方がいらっしゃいましたらご連絡いただけますでしょうか。」